通算還元率は、112.8% (2012/08/08)
アトランティス (Atlantis)は、OCWinner2012で検証した様々な機種の中でも、浮き沈みがとても激しい分析波形の出ている機種の1つです。
チャートが急降下することが多いため、「STOP判定」よりは「勝ち逃げ判定」を上手に選んで撤退する方が通算還元率が安定します。
このスロットのように、「浮き沈みの波」が激しい機種では、賭ける金額と時間に合わせてストラテジーパターンを上手に切り替えながら攻略することで良い結果が得られることが多いです。
ストラテジーパターンを切り替えながら攻略する方法の説明には、ちょうどよい機種なので、実際のプレイデータを元に具体的な説明をしていきたいと思います。
まずは、今回実際にプレイしたデータをご覧ください。
1スピンの賭け額は、$0.55で500スピン分プレイして、結果は$43.55のプラスとなりました。
以下は、この同じデータに対して、システム提供の3つのストラテジーパターン別の判定結果です。
(1)RA(リスク軽減優先)での分析結果
(2)MA(リスク軽減と利益拡大の中間)での分析結果
(3)PA(利益拡大優先)での分析結果
※還元率チャート図が小さくて少しわかりずらいかもしれないので、このプレイデータもリンクしておきます。
OCWinner2012をお持ちの方は、読み込んで還元率チャートを表示させてみてください。
上記RAの判定結果では、250スピンの分析ターンで、すでに「STOP判定」(チャート上段の赤い「×」マークの部分)が出ています。
ここでプレイを終了した場合は、還元率が100%を割って終了となるため、通算の還元率を下げる結果となります。
しかし、ストップ判定は無視して、330スピンの分析ターンの最初の勝ち逃げ判定ポイント(チャート上段の赤い「*」マークの部分)で終了した場合は、還元率=113.9%、利益=$25が確保できます。
↑今回330スピン付近で実際に発生したボーナスの大当たり画面。
(1コイン=$0.01レートなので、このボーナスゲームだけで約$30の賞金獲得)
ところが、これをMAの判定結果で分析させると、STOP判定は1つも表示されずに、今回のベストポジションである450スピンの大当たり直後に勝ち逃げ判定が表示されていることがわかると思います。
ここで勝ち逃げすれば、利益が$52.06となるので、RAよりも約2倍の利益率で終了できるわけです。
↑今回450スピン付近で実際に発生したボーナスの大当たり画面。
(1コイン=$0.01レートなので、このボーナスゲームだけで約$42の賞金獲得)
また、(3)のPAの判定にした場合、500スピン分プレイして、STOP判定も勝ち逃げポイントも未だ表示されておらず、なんらかの終了判定が表示されるまでまだプレイ続行が必要となります。
つまり、今回の賭け額と消費時間(500スピン分)で結果を出したい場合は、MAのストラテジーパターンによる分析結果が最も理想的であるということになります。
例えば、このまま1000スピン以上プレイしても問題ないぐらい資金と時間の余裕があるなら、ストラテジーパターンをPAに切り替えてプレイを続行する方がよりよい結果が得られる可能性が高くなります。
このように、分析波形が乱高下するタイプのスロットは、プレイの状況にあわせてストラテジーパターンを切り替えていく必要があるため、初心者にはあまりおすすめできません。
スロットの仕様や分析ツールの扱いにある程度慣れてからチャレンジしてみてください。
さらに、プレミアム版をお持ちの上級プレイヤーであれば、自分のプレイスタイルに合わせた専用のストラテジーパターンへカスタマイズすることで、ストラテジーパターンを切り替えずに攻略することも可能と思います。
理想的な専用ストラテジーパターンにカスタマイズできたら、ネットで公開(販売)されてみてはいかがでしょうか?